2013年10月01日

FCビジネス30年の想い出

私がフランチャイズビジネスに関わってから約30年になる。
日本で本格的なフランチャイズビジネスが定着して約40年といわれるから、私の経験をもとにフランチャイズビジネスの歴史を語っても許されるだろう。
日本のフランチャイズビジネスは先進国であった米国からやってきた。大手商社が米国の最先端の小売・飲食・サービスのチェーンビジネスを日本に導入したのだ。
ケンタッキーフライドチキンをはじめとして多くのファーストフードチェーンが日本上陸をしたのだ。
その後、大手商社の仲介によって受け皿として、当時、新興勢力として力を付けてきていたスーパーのチェーンの店がその担い手となっていった。セゾングループ、ダイエーグループなどが多くの米国のフランチャイズチェーンの日本エリア本部として活動していったのだ。
当時の社会情勢として大手小売チェーンが多角化の手段としてフランチャイズビジネスを選んだ理由がある。
当時大店法という大型店の出店規制があった。大手のスーパーは、日本の経済成長とともに、消費マーケットの拡大を我が物とし、より大型の店舗を作れば作る程、成功をおさめ、出店競争の真っ只中にあった。
しかし、その反動は、中小小売業の経営を圧迫し、多くの商店街が疲弊していった。そこで、大型店の出店反対運動が各地で起こり、大型店の出店規制が行政によって行われたのだ。成長の勢いのある大手スーパーはその力を大型の小売以外に広げ、多角的に小売・飲食・サービス業に乗り込んだ。
それがセゾングループ、ダイエーグループ、マイカルグループ等々。流通グループと呼ばれる100社以上の多角的な業態を展開する企業として発展していったのだ。
多角的、多業態化の手段として、フランチャイズを活用し、米国から多くの業態を持ってきたことが、日本のフランチャイズビジネスの発展と大手流通グループの巨大化を生んだのだ。
私がフランチャイズビジネスにかかわったのは、現在日本最大の流通グループイオングループの前身ジャスコにおいて、多角化のため、フランチャイズビジネス導入がその始めであった。
日本のフランチャイズビジネスにおいても過去も現在も、一番の成功例としてあげられるコンビニエンスストアのFC展開の部署に配属され、そのスタートを切った。
次回からその創生期の話をしていこう。
posted by 塩見 at 00:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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